こんにちは。はろりく(@halolik)です。
以前実習を乗り切るための準備についてのお話をしました。
その中で、患者さんの情報を整理する表の作成があると便利だよと説明をしたのですが、11パターン全部見たいとリクエストをいただいたので公開することにしました。
ぜひ参考にしてみてください。
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1、健康知覚/健康管理パターン
1つ目は健康知覚/健康管理パターンです。
ここでは基本的な情報をおさえて、患者の疾患・治療への認知・行動を把握するようにします。
2、栄養/代謝パターン
2つ目は栄養/代謝パターンです。
患者の栄養状況や代謝について情報収集をします。
現在の栄養状態だけでなく、入院前からの習慣や普段からの変化を把握することも大切です。
代謝というと難しく思いがちですが、血液データ(TP、Alb、RBC、Ht、Hb、Na、K、TG、TC、HbA1C、BS)など検査値を確認し、正常な代謝ができているのかを把握します。
また、栄養は皮膚の状態の変化・褥瘡にも直結する部分なので、清潔ケアを行うと気に全身の皮膚の状態も確認する必要があります。
3、排泄パターン
3つ目は排泄パターンです。
排便・排尿の状態を把握します。
入院によって変化が起きやすいところでもあるため、入院前・現在と両方確認しましょう。
4、活動/運動パターン
4つ目は活動/運動パターンです。
現在のADLや安静度、必要な介助を把握します。
循環機能、呼吸機能も合わせて確認します。
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5、睡眠/休息パターン
5つ目は睡眠/休息パターンです。
こちらも入院によって崩れやすいところであり、実習中「日中の覚醒を促すことでリズムを整える」といった計画を立てやすいところでもあるので、把握しておきましょう。
6、認知/知覚パターン
6つ目は認知/知覚パターンです。
意識レベルや認知機能、聴力、視力を把握します。コミュニケーションを取る上で大切なことです。
また疼痛状況を確認し、必要に応じてケアを行っていきます。
7、自己知覚パターン
7つ目は自己知覚パターンです。
性格やボディイメージ、不安についてを把握します。
8、役割/関係パターン
8つ目は役割/関係パターンです。
家族内や社会での役割と、疾患や治療によってその役割が果たせているか把握します。
9、性/生殖パターン
9つ目は性/生殖パターンです。
ここは実習中はあまり関わらないところかもしれません。
ただ泌尿器疾患の男性や、泌尿器疾患の既往があれば大切になってきます。
また閉経後の女性はホルモンの関係で骨粗鬆症になりやすくなるので関連図に書いたりしてました。
10、コーピング/ストレスパターン
10個目はコーピング/ストレスパターンです。
入院中は少なからずストレスがたまるものであり、実習中は関わりやすいところでもあるので患者の思いや希望を聞きましょう。
11、価値/信念パターン
11個目は価値/信念パターンです。
最初は聞きにくいところだとは思います。
コミュニケーションをとり、関係性を築いてから自然に聞けるといいですね。
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最後に
看護実習って本当に大変ですよね。
事前準備しっかりして少しでも楽しちゃいましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。